ストロープワッフルは、世界的に人気のあるオランダの伝統菓子、ワッフルです。
日本でよく見かけるワッフルは、厚みがあり、表はパリパリ、中はふわふわのワッフルですが、ストロープワッフルは、薄い2枚の硬めのワッフル生地の間にキャラメルシロップが挟まれています。その意味では、日本人にとっては、ワッフルというよりもクッキーに近いと思われるかもしれません。
ストロープワッフルは、オランダのお土産の定番品です。このシロップが絶品で、シロップ単体としても販売されているくらいです。
ストロープワッフルの起源
ストロープワッフルは、19世紀初め、チーズでも有名なオランダのゴーダで、パン職人Gerard Kamphuisenが発売したものと言われています。Gerard Kamphuisenは1810年にパン屋を開き、お菓子やケーキを作った時に残った生地やシロップでワッフルを焼きました。 当時はゴーダのワッフルと呼ばれ、安くて美味しいお菓子としてゴーダ中にあっという間に広がりました。
今では、1880年からのオリジナルレシピでストロープワッフルを焼くパン屋は、ゴーダにはほんの数件になってしまいましたが、スロトープワッフルは世界で愛される伝統菓子になりました。
ストロープワッフルの食べ方
ストロープワッフルは、オランダでは寒い時期に温かいコーヒーや紅茶と一緒にいただきます。
温かい飲み物が入ったマグカップの上にストロープワッフルを置き、数分待ってください。蒸気がワッフルの中のキャラメルシロップを溶かし、より美味しくいただけます。もちろん、温めずに袋から出してそのままいただいてもOK。